「チューインガムは飲み込むとどうなるの?」

ガム

ラテックスは、水を加えると吸収してゲルとなるもので、油分に解けないタイプと、水分と触れても変化を起こさず、
油分に解ける物があります。水でゲルとなるものは、水分を増やすとエマルジョン状態からコロイドとなります。
コロイドとは、片栗粉を水で溶いた状態のことです。時間を置くと沈殿します。チューインガムとして利用されるのは、後者のラテックスです。

ガム

チューインガムが油で溶けることを実験で確かめましょう。

チューインガムをよく噛んで、味がなくなったら、砂糖と油性でないお好みのフレーバーを一緒に噛み込んで、
何某かの味を付けて2度目のチューインガムを楽しみます。しばらく噛んでいると、
また、味がなくなるので、次は、甘味を砂糖ではなく、チョコレートに変えて噛み込みます。
すると、イヤーな口当たりで、チューインガムの弾力がなくなり、トローッとしてきます。
もっと噛んでいると、噛めなくなるほフニャフニャになって、溶けちゃいます。チョコレートの油分で溶けたのです。

チューインガムは噛んだら捨てるのですが、誤って飲み込んでも問題ありません。消化できないので排泄されますが、
硬くないし、形も変わります。体温程度で十分柔らかくなるので問題ありません。
また、油分の多い食事の前後でチューインガムを飲み込んでしま多ら、さっきのチョコガムみたいに溶けちゃいます。

油分で著しく溶けるので、誤って髪に付けてしまったら、
くっ付いた状態を広げないように気を付けてへアリキッドやポマードなどの油性整髪料で取り除くことができます。
外れるように取れるのではなく、溶けるので、なるべく範囲を広げないようにするのがコツです。
ヘアリンスにも油分が含まれているので溶けますが、効果は低いです。嫌でなければサラダ油でも大丈夫です。

食用ゴムと言う言い方は不適切ですが、食べても大丈夫なゴムは、チューインガムの他には、
お薬の増量剤や錠剤の表面のコート剤として使用されています。

「アラビアゴム(アラビアガム)」がこれです。アラビアガムは非常によく水に溶けます。
固形状態になったら淡い黄色です。溶かしてほとんど透明な状態では、砂糖を溶かしてガムシロップとして使用されています。
また、ミセルとしてです。食品用乳化剤に多用されます。
多糖質としての特徴を活かし、食品に粘質を与えるためにも多用されます。アイスクリームなどの菓子類に水あめの代わりに用いられます。

切手の糊もこれです。乾燥させないで使用したものはセロハンテープの糊がこれです。